作成日: 2022年7月31日 更新日: 2024年10月9日 |
「太陽光発電の年次報告、定期報告が来た!」
太陽光発電を設置している方には資源エネルギー庁メールが来ていると思います。
弊社にも下記の文章で2通メールが来ました。 ※注釈:2022年の話です
再生可能エネルギーFIT・FIP制度における
『再生可能エネルギー発電設備に係る定期報告(運転費用報告)』のお願い(資源エネルギー庁)
平素よりお世話になっております。また、盛暑の候、コロナ禍のなか、ご苦労をされておられることと拝察致します。 再生可能エネルギーFIT・FIP制度の認定を受けた事業については、法令上の認定基準として、再エネ発電事業者が 「発電設備の設置に要した費用の報告(設置費用報告)」及び「発電設備の年間の運転に要した費用の報告 (運転費用報告)」を経済産業大臣に対して行うことが求められています。 運転費用報告を行う時期については、発電設備が運転開始した月又はその翌月に、毎年1回報告を行うこととなっております。 定期報告の提出は認定基準として義務付けられているため、御提出いただけない場合には、経済産業大臣による指導の対象・認定取消しの対象となる可能性もあります。 これまで同様に、毎年1回、運転費用報告の御提出を何卒よろしくお願いいたします。 なお、本メールは既に御報告いただいている方にもお送りしております。既に必要な御報告をいただいている方につきましては、あらためて御報告いただく必要はございませんので、御留意ください。
もう一つ
再生可能エネルギーFIT・FIP制度における
『再生可能エネルギー発電設備に係る定期報告(運転費用報告)』のお願い(資源エネルギー庁)
平素よりお世話になっております。また、盛暑の候、コロナ禍のなか、ご苦労をされておられることと拝察致します。 再生可能エネルギーFIT・FIP制度の認定を受けた事業については、法令上の認定基準として、再エネ発電事業者が「発電設備の設置に要した費用の報告(設置費用報告)」及び「発電設備の年間の運転に要した費用の報告(運転費用報告)」を経済産業大臣に対して行うことが求められています。 運転費用報告を行う時期については、発電設備が運転開始した月又はその翌月に、毎年1回報告を行うこととなっております。 定期報告の提出は認定基準として義務付けられているため、御提出いただけない場合には、経済産業大臣による指導の対象・認定取消しの対象となる可能性もあります。 これまで同様に、毎年1回、運転費用報告の御提出を何卒よろしくお願いいたします。 なお、本メールは既に御報告いただいている方にもお送りしております。既に必要な御報告をいただいている方につきましては、あらためて御報告いただく必要はございませんので、御留意ください。
①「設置費用報告」
と
②「運転費用報告」
の2つについてのメールです!!
こちらと同等の内容が前回は2018年か2019年(うる覚えで申し訳ございません)
にもメールとはがきで連絡が来ました。
前回は設置費用報告がやり玉に上がりました。
「設備を付けて1か月以内に報告すること」
の設置費用報告をやっていない方からのご相談を多く頂いたのを覚えております
因みにその当時の「運転費用報告」は実質スルーでお咎めがありませんでした。
2018年?2019年のをまとめるとこんな感じです
「設置費用報告」← やってなかったら処罰
「運転費用報告」← スルー
処罰とは何か??→要は「認定取り消し」です
因みに、「設置費用報告」は、
通常は「販売または施工業者」が行うはずです。
と言うより、内容が専門的すぎて「業者しか分からん」と思います
サイトに入れば報告済みか未提出なのかがすぐに分かりますので、
先ずはご自身の目でご確認されることをオススメします
では今回も「設置費用報告」をやってない人だけが対象で「運転費用報告」
は問題無いんじゃない
って思うかもしれません。
仮に今回放置して問題なかったとしても、
今はいいかもしれませんが、
そのまま放置しますと将来的に「かなりヤバい」状況になるかもしれません。
「運転費用報告」をほかっておくとまずい理由
その理由をお答えします。
仮の話です。
運転費用報告を仮に「10年放置した」とします。
今度は今回のように「注意喚起」ではなく「警告」メールがきたとします。
因みに、今回の注意喚起文は
「定期報告の提出は認定基準として義務付けられているため、
御提出いただけない場合には、経済産業大臣による指導の対象・認定取消しの対象と
なる可能性もあります。」
でしたが、今度の文は
「定期報告の提出は認定基準として義務付けられているため、
○月〇〇日までに御提出いただけない場合には、経済産業大臣による指導の対象・
認定取り消しの対象となります。」
とかなりヤバい文になったとします。
もし上のような文が来た時にですが、
今の時点で「期限までにまとめて出しておけば大丈夫でしょう・・・」との
お考えなら、「完全にアウト」であります!
なぜ「完全にアウト」なのか?
それはこの報告サイトの仕組み上、「まとめて報告ができない」のであります。
定期報告サイトでの報告の流れは、
ログインして必要事項を入力 ↓ 内容に不備がなければ確認して送信 ↓ 報告内容の確認待ち(審査期間があります) ↓ 審査の結果、提出内容に問題なければ受理(終了)
と、ざっくりこんな流れとなりますが、
要は、「審査期間中の間は、次の報告ができない」訳であります。
審査に要する期間は、「概ね2ヶ月」と思ってください(ばらつきあり)。
では、仮の話に戻りますが、
運転費用報告を10年放置した人が、
10年分の報告を終える期間は何と「1年8ヶ月」となります。
お分かりですよね?
警告文が来てから「2年近くも待ってもらえない」と考えるほうが普通ですよね?
おそらく、「長くて6ヶ月の猶予」と思っております。
今回「注意喚起」だから「まだいいや」という自分目線で考えるのではなく、
【今までに「2回も注意喚起をした」という事は、
どこかのタイミングで一斉取締(認定取り消し)の前準備だから、
今のうちに行動しないとヤバいかも・・・】
といった相手目線でお考えになった方が良いかと思います。
こちらにリンクを貼っておきますので「自分でやりたい」
という方はお読みになってください!!
「心配だから塚本空調設備で定期点検をお願いしよう」
という方にはサービスで年次報告も一緒にやりますので
お気軽にお問い合わせください
(有)塚本空調設備再生エネルギー事業部
TEL:0561-56-8320